こんにちは、おしろです(*^-^*)
春は出会いの季節といいますね。
この前、ブックオフの雑誌セールの時、一人の女の子せどらーと出会いました。
セールがあった店舗は、普段あまりセールをやらないお店です。
そのお店から、金曜日の午後5時半頃に
「土日、雑誌半額」
のメールがきました。
仕事の帰り道のお店なので、仕込みに行く事にしました。

お店に着いたのは、午後6時半ごろ。
誰も仕込みをしている人はいませんでした。
「よし、もらった」
と思いながら仕込み開始。
雑誌の仕込みなので、時間がかかります。
2時間ほどたったころでしょうか。
雑誌コーナーの角で、一人の女の子の姿が目につきました。
たどたどしい手つきで、一生懸命にビームを使ってバーコードの読み込みをしていました。
女の子せどらーでした。
(写真はイメージです)
棚の一番上は手が届かないようで、踏み台を使って
「うんしょ、うんしょ」
という感じでやっていました。
その行動が、せどりを始めたばかりの女の子だと思ったので、微笑ましく眺めながら
「よしよし、分かったよ、お嬢ちゃん。おじちゃんは、そのコーナーは明日お嬢ちゃんが取った後に検索して取る事にするね」
と勝手に不戦条約を結び、お嬢ちゃんがやったコーナーは手をつけませんでした。
他にライバルっぽいせどらーもいなかったので、明日は僕とこのお嬢ちゃんとで分かち合いだなと思いながらその日は終了。
セール当日、オープン5分前にお店に到着。
並びは5人。
僕は5番目。
お嬢ちゃんは2番目に並んでいます。
心の中で、並んでいる他の3人の男に
「下見をせずにくるなんて甘いぜ。ねっ、お嬢ちゃん」
と思っているうちに開店。
「さてと・・・」
・・・
・・・
・・・
「お、お嬢ちゃん・・・」
かごを持って雑誌コーナーに行くと、そこには昨日のたどたどしいお嬢ちゃんの姿はなく、すごい速さでかごを満タンにするニュータイプのお嬢ちゃん(以下ララァ)がいました。
そして、あと一人、同じくすごい速さでかごを満タンにする男せどらー。
まるで赤い彗星のようです。
他の二人はあっけに取られていました。
僕も負けちゃいられないと急いで取っていきましたが、ララァは、僕のやったところを昨日検索している。僕は、ララァのやったところを検索していない。
さらに、ララァは僕のやったところを先に攻めてくる。赤い彗星も同じ。
「嘘だろ・・・。」
一時間後、完敗していました。
僕は、一かご半。
ララァ、3かご。
赤い彗星、3かご。
他二人、数冊。
いや、それにしても、ララァは取れるの分かるけど、赤い彗星はいつ検索したんだと不思議に思っていましたが、納得。
一通り取り終わった後に、仲睦まじそうにしているララァと赤い彗星。
「そうか、そういうことか・・・」
全て謎は解けました。
今回は、脇が甘かったので完敗です。
情(嬢)に流されてしまいました。
「悲しいけど、これ、戦争なのよね」
次は今回のようにはならないようにします。
それにしても、前日と当日の変わりよう。
やられたな~。
(ノД`)・゜・。